プライベート・アセット・ビジネスのブランディングの統合を完了

ハンコック・ナチュラル・リソース・グループが「マニュライフ・インベストメント・マネジメント」ブランドに統合

ニュースリリース

2021年11月17日

プライベート・アセット・ビジネスのブランディングの統合を完了

ハンコック・ナチュラル・リソース・グループが「マニュライフ・インベストメント・マネジメント」ブランドに統合

マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社

【ボストン:11月15日】マニュライフ・インベストメント・マネジメントはこのたび、「マニュライフ・インベストメント・マネジメント」のグローバル・ブランドの下でのプライベート・アセット・ビジネスの統合の完了を発表いたします。今回の統合により、過去数年にわたり取り組んできた、すべての機関投資家向け資産運用関連ビジネスを「マニュライフ・インベストメント・マネジメント」ブランドの下に正式に一体化するという戦略的取り組みが完了することになります。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、個人投資家、機関投資家等のお客さまに多彩な資産運用サービスをグローバルに提供しており、その運用管理資産残高は8,350億米ドルに達しています。世界18カ所に及ぶ資産運用拠点のグローバルな展開と、ESG(環境、社会、ガバナンス)インテグレーションの実践、積極的かつ責任あるスチュワードシップ、業界全体の透明性と有効性の向上に向けた外部機関との協働や認証の取得といった、サステナビリティへのコミットメントを通じ、伝統資産およびプライベート・アセットにおいて幅広く運用能力を強化しています。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントでは、グローバル資産運用ビジネスの枠組みの中で、森林・農地投資を含む多様なプライベート・アセット・ビジネスに数十年にわたり取り組んでまいりました。そして11月15日付けで、ハンコック・ナチュラル・リソース・グループ・インクは、マニュライフ・インベストメント・マネジメント・ティンバーランド・アンド・アグリカルチャー・インク(Manulife Investment Management Timberland and Agriculture Inc)に社名変更いたします。この社名変更により、マニュライフ・インベストメント・マネジメントのすべてのプライベート・アセット運用ビジネスは、ひとつのグローバル・ブランドの下に統合し、リアルアセット、プライベート・エクイティ&プライベート・クレジットを合わせたビジネス規模の合計は580億米ドルを超えることになります1

グローバル・ヘッド・オブ・ウェルス・アンド・アセット・マネジメントのポール・ローレンツは、次のように述べています。「マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、様々な国・地域にわたってお客さまに幅広いサービスを提供しています。この多様な資産運用能力こそが当社の中核となる強みであり、プライベート・アセットは、引き続き当社の成長の主要な牽引役の一つです。当社は、プライベート・アセットでの運用能力の統合・強化をさらに推し進めることで、既存のお客さまのみならず未来のお客さまにも当社ビジネスの幅広さをお示しすることができると考えています。」

このたびの発表は、森林・農地投資ビジネスを将来の成長に向け最優先で取り組むべき事業分野として位置付けるマニュライフ・インベストメント・マネジメントの方針に沿ったものです。こうした取り組みにおける直近の施策には、2021年5月にマニュライフ・インベストメント・マネジメントのリアルアセット部門担当グローバル・ヘッド兼マニュライフ・インベストメント・マネジメント・ティンバーランド・アンド・アグリカルチャー・インクCEOに就任したクリストフ・シューマッハの指揮により実施したリアルアセット運用ビジネスの統合などがあります。当業界での経験が豊富で長年にわたり同社で力を振るっているトーマス・サルノとオリバー・ウィリアムズが、それぞれ、森林投資部門と農地投資部門のグローバル・ヘッドとして、シューマッハCEOに直属し、引き続き、これら資産クラスの運用に戦略的リーダーシップを発揮していきます。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのプライベート・アセット部門のグローバル・ヘッドであるスティーブ・ブリューイットは、次のように述べています。「森林投資と農地投資の両ビジネスは当社プライベート・アセット運用の基盤であり、投資家の皆さまの投資目標とサステナビリティ目標の達成を当社がサポートするにあたり不可欠です。これらの分野で行っている様々な投資を活用することで、当社は、世界中のより多くのお客さまにこうした独持の商品・サービスをお届けできるものと確信しています。」

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、米国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジル、およびチリの各地で、約600万エーカーの森林の管理・運用に携わっています。さらに、米国の主要な農業地域のみならず、カナダ、チリ、およびオーストラリアにおいて、約40万エーカーにのぼる良質な農地を管理しています。当社の幅広いプライベート・アセット・ビジネスには、プライベート・エクイティ&プライベート・クレジット、インフラストラクチャー投資、不動産投資、森林投資、農地投資などがあります。

 

1 2021年9月30日現在。プライベート・アセットの運用資産残高(AUM)は、フェア・バリュー・ベース。当該数値は、マニュライフ・インベストメント・マネジメント・グループが資産運用サービスを提供する顧客の資産を集計対象としており、外部顧客資産、グループ内の保険会社の資産を含みます。プライベート・アセットのAUMには、プライベート・エクイティ、プライベート・クレジット、不動産エクイティ、インフラストラクチャー、森林投資、および農地投資のAUMを含みます。

 

マニュライフ・インベストメント・マネジメントについて

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションのグローバルな資産運用ビジネス部門です。100年以上にわたる資産運用経験と幅広いリソースを最大限に活かし、世界の個人投資家、機関投資家、年金基金等のお客さまに資産運用サービスを提供しています。トロントに本社を構えるマニュライフ・インベストメント・マネジメントの伝統資産とプライベート・アセットにおける運用力を支えているのは、世界 18 カ所にわたる拠点です。さらに、グループ外の資産運用会社も活用することで、こうした能力を補完しています。私たちは、全ての事業部門において責任ある投資に取り組んでいます。サステナブル投資のために革新的でグローバルな枠組みを構築し、投資先企業にエンゲージメントを行い、資産の保有や運用に際して高いスチュワードシップ基準を遵守しています。また、グループ内の海外拠点においては、お客さまごとにカスタマイズした退職・年金プランのご提供を通じ、一人一人が安心して退職を迎えられるファイナンシャル・ウェルネスへの貢献に注力しています。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントの2021年9月30日現在の運用管理資産は、マニュライフ・グループ内のその他ビジネス部門に提供する資産運用サービスを含め、合計で1.1兆カナダドル(8,350億米ドル)です。必ずしもすべてのサービスが各地域においてご利用いただけるわけではありません。詳細はホームページwww.manulifeim.com をご覧ください。

 

本件に関するお問い合わせ先

マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社
河野
Phone: 03-6267-1940