マニュライフ・インベストメント・マネジメントのCQSの買収について

ニュースリリース

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのCQSの買収について


マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社

【ロンドン/トロント:11月15日】マニュライフ・インベストメント・マネジメント(以下、「当社」)は、マルチセクター・オルタナティブ・クレジット・マネージャーのCQSを買収する契約を締結いたしました。本取引の完了により、当社はCQSのクレジット・プラットフォームとCQSブランドを取得いたします。

ロンドンを拠点とするCQSの買収により、当社とCQSの両社のお客様にとっては、補完的なグローバル投資ソリューションへのアクセスが強化されることとなります。当社はCQSの厳格な投資哲学と投資プロセスを維持し、その差別化された能力を新たな投資家に提供するとともに、より幅広い顧客層と地域に販売拠点を拡大いたします。CQSとそのお客様は当社の強力な資本を基盤とした継続的な事業への投資とその戦略全体の成長サポートから恩恵を受けることが可能となります。CQSのクレジット・プラットフォームの運用資産総額は、2023年10月31日現在で約135億米ドルです。

当社の社長兼最高経営責任者(CEO)ポール・ローレンツは次のように述べています。「CQSは実績のある投資プロセス、堅実なパフォーマンス、市場サイクル全般にわたる専門知識、そして人材とフローを惹きつける企業文化を当社のポートフォリオにもたらします。CQSの能力は、当社の既存の債券およびマルチアセット・ソリューション・ビジネスを補完するものであり、当社のグローバル・クレジット・サービスに強力な付加価値を与えるものです。」

CQSのCEOソラヤ・チャバレックは次のように述べています。「マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、最適な長期的パートナーです。私たちは顧客重視の企業文化を共有しており、マニュライフ・インベストメント・マネジメントの強力なプラットフォームおよびグローバルなディストリビューションのサポートと、私たちの投資チームの自主性を組み合わせることで、私たちはお客様に対して長期的に魅力的なリターンの提供を追求していくことが可能となります。また、この場を借りて、ヒンツェ卿(CQS創業者)がCEOとして私に与えてくれた個人的な支援と賢明な助言に感謝します。この10年間、私たちはCQSをグローバルなオルタナティブ・クレジット・プラットフォームへと進化させてきました。今回の取引は、私たちのビジネス、顧客、従業員にとってエキサイティングで重要な戦略的前進です。」

CQSはオルタナティブ・クレジットの分野で最も定評のある企業の一つであり、20年以上にわたり複数の市場サイクルや地域にわたってリサーチ主導のクレジット戦略を運用してきました。CQSは1999年にヒンツェ卿によってヘッジファンド・マネジャーとして設立され、2012年に入社したチャバレック氏のリーダーシップの下、2021年に結成されたシニア・パートナー・グループとともに、マルチセクターのクレジット・プラットフォームへと発展してきました。今日、CQSはコーポレート・クレジット(ローンおよび債券)、資産担保証券(ABS)、ローン担保証券(CLO)、資本制証券、転換社債、ストラクチャード・クレジットなどのオルタナティブ・クレジット戦略を提供しています。CQSはESG原則を組織全体と投資手法に組み込んでいます。

CQSは引き続き、チャバレック氏と、クレイグ・スコルデリスCIO(クレジット部門)、ジェイソン・ウォーカーCIO(ABS部門)が率いることとなります。当社はCQSブランドを取得し、マニュライフ・ブランドとの共同ブランド・ロゴ(マニュライフ|CQSインベストメント・マネジメント)としてマニュライフ・ブランドと連携させる方針です。

ヒンツェ卿が創業者であるヘッジファンドのディレクショナル・オポチュニティーズ・ファンドおよび関連する特定のマンデートは、今回の取引には含まれません。ヒンツェ卿は自身の会社を設立し、ファンドの運用を継続します。

ヒンツェ卿は「CQSがマニュライフ・インベストメント・マネジメントという適切なパートナーを見つけたことを嬉しく思います。長期的なプラットフォームを提供することで、ソラヤの優れたリーダーシップの下、CQSは今後何年にもわたって一流のオルタナティブ・クレジット・マネージャーとして成長することができるでしょう。私は今後、ディレクショナル・オポチュニティーズ・ファンドの運営にフルタイムで専念します。ソラヤとCQSチームがこのエキサイティングな新章に乗り出し、成功を収めることを祈っています」。

この取引は、通常の取引完了条件および規制当局の承認を経て、2024年初めに完了する予定です。取引完了後、CQSはマニュライフ・インベストメント・マネジメントとの統合プロセスを開始します。この取引の財務条件は公表されていません。パイパー・サンドラー・アンド・カンパニーが独占的財務アドバイザーを、シモンズ&シモンズ法律事務所がCQSの法律顧問を務めています。

 

 

マニュライフ・インベストメント・マネジメントについて

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションのグローバルな資産運用ビジネス部門です。100年以上にわたる資産運用経験と幅広いリソースを最大限に活かし、世界の個人投資家、機関投資家、年金基金等のお客さまに資産運用サービスをご提供しています。トロントに本社を構えるマニュライフ・インベストメント・マネジメントの伝統資産とプライベート・アセットにおける運用力を支えているのは、世界 20 カ所にわたる拠点です。さらに、グループ外の資産運用会社も活用することで、こうした能力を補完しています。私たちは、全ての事業部門において責任ある投資に取り組んでいます。サステナブル投資のために革新的でグローバルな枠組みを構築し、投資先企業にエンゲージメントを行い、資産の保有や運用に際して高いスチュワードシップ基準を遵守しています。また、グループ内の海外拠点においては、お客さまごとにカスタマイズした退職・年金プランのご提供を通じ、一人一人が安心して退職を迎えられるファイナンシャル・ウェルネスへの貢献に注力しています。必ずしもすべてのサービスが各地域においてご利用いただけるわけではありません。詳細はホームページwww.manulifeim.com をご覧ください。

 

CQSについて

CQSはマルチセクターのオルタナティブ・クレジット・マネージャーであり、20年にわたり複数の市場サイクルにおいてリサーチ主導のクレジット戦略を運用してきました。CQSの中核となる能力はコーポレート・クレジット(ローンおよび債券)、担保付ローン債務、転換社債、資産担保証券、資本証券、ストラクチャード・クレジットに及びます。CQSは良質なクレジットを選択し、収益を上げることで、市場サイクルを超えて投資家の目標達成を支援し続けることを目指しています。CQSの各チームは投資家との永続的なパートナーシップの構築、長期的なリスク調整後リターンの創出、高水準のサービスの提供に尽力しており、様々なリターン目標とリスク選好度に応じたマンデートを提供しています。

 

ディスクレーマー

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マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社
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