マニュライフ・インベストメント・マネジメント、 ケネディクスと198億円のジョイントベンチャーを設立

ニュースリリース

マニュライフ・インベストメント・マネジメント、ケネディクスと198億円のジョイントベンチャーを設立

マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社

【東京／トロント／香港：3月4日】マニュライフ・インベストメント・マネジメント（以下、「マニュライフ」）とケネディクス株式会社（以下、「ケネディクス」）はこのたび、日本の主要都市において集合住宅物件の取得を目指す198億円のジョイントベンチャー（JV）を設立することで合意したことを発表いたします。当JVは、9物件で構成されるシード・ポートフォリオを取得する売買契約を締結しており、そのうち4物件の取得が完了しています。当JVは今後、パイプライン物件の取得も目指します。

シード・ポートフォリオは、賃貸可能面積が25万平方フィート超の安定した機関投資家向けグレードの集合住宅物件で構成されています。9物件のうち5物件は東京23区内に所在しており、残りは首都圏、大阪、名古屋に所在しています。すべての物件は、駅および近隣施設へのアクセスが良好で安定した優良物件です。

この取引は、マニュライフにとって日本での初の個別の集合住宅投資であり、マニュライフのアジア太平洋地域における不動産投資拡大へのコミットメントを示すものです。この物件取得により、マニュライフのアジア太平洋地域における不動産ポートフォリオは58万平方フィートに達します。

マニュライフのシニア・マネージング・ディレクター兼アジア不動産投資部門ヘッドのケニー・ラムは次のように述べています。「当社の日本での初の集合住宅投資においてケネディクスと提携することを嬉しく思います。ケネディクスは経験豊富で優れた実績を上げている現地チームを擁しており、日本で集合住宅のみならずその他のアセットタイプ全般にわたり高い評判を得ています。集合住宅セクターは、当社にとって引き続きグローバルで魅力的なアセットタイプで、特に日本では底堅さと強い成長性があると見ています。今回の物件取得は、当社のアジア太平洋市場における長期的な投資戦略に合致しています。」

ケネディクスの常務取締役戦略投資本部長の池田総司氏は、次のように述べています。「マニュライフが日本の集合住宅へ投資を開始するにあたり、同社とパートナーシップを組めたことを大変嬉しく思っております。近年、当社にて戦略的に案件組成に注力しているコアファンド事業は順調に成長しており、当社は本件をコアファンド事業における重要な案件の一つと位置づけております。賃貸住宅の需要は東京圏を中心に引き続き強く、その中でもコロナ禍による新しいライフスタイル需要を捉えたコンパクトタイプやファミリータイプとシングルタイプをバランスよく取得している本件は、安定した稼働率による高い収益力を発揮していくものと思っております。当社はこれまで培ってきたソーシング力、運用力を活かし、引き続き良質な不動産アセットマネジメントサービスを提供してまいります。」

マニュライフ・インベストメント・マネジメントでは、幅広いプライベート・アセットの運用戦略のひとつとして、グローバルで数千の投資家向けに商業用不動産の開発および管理を行っています。2021年12月31日現在、カナダ、米国、アジア太平洋地域の市場において戦略的な立地にある、合計6,400万平方フィートのオフィス、商業施設、集合住宅の不動産ポートフォリオを保有しています。当グループは、そのグローバル・プラットフォームおよび現地の専門知識を活用して、トップクラスのソリューションをテナントに提供し、そのパートナーに成果をもたらしています。  

マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションについて

マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションは、世界有数の大手金融サービスグループです。マニュライフは、複雑な社会においてお客さまがより簡単に最適な判断をし、より良い人生を送るためのお手伝いをします。カナダのトロントに本拠を置き、カナダ、アジア、欧州ではマニュライフとして、米国においてはジョン･ハンコックとして事業を行なっています。資産運用サービスについては、マニュライフ・インベストメント・マネジメントを通じて、世界の個人投資家、機関投資家等のお客さまにソリューションをご提供しています。マニュライフは主にカナダ、米国、アジアで155年以上にわたって事業を展開しています。トロント証券取引所、ニューヨーク証券取引所およびフィリピン証券取引所においては｢MFC｣の銘柄コードで、また、香港証券取引所では｢945｣で取引されています。過去1年の間にお客さまにお支払いした給付金等は、318億カナダドルとなりました。必ずしもすべてのサービスが各地域においてご利用いただけるわけではありません。詳細はホームページwww.manulife.comをご覧ください。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントについて

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションのグローバルな資産運用ビジネス部門です。100年以上にわたる資産運用経験と幅広いリソースを最大限に活かし、世界の個人投資家、機関投資家、年金基金等のお客さまに資産運用サービスをご提供しています。トロントに本社を構えるマニュライフ・インベストメント・マネジメントの伝統資産とプライベート・アセットにおける運用力を支えているのは、世界 18 カ所にわたる拠点です。さらに、グループ外の資産運用会社も活用することで、こうした能力を補完しています。私たちは、全ての事業部門において責任ある投資に取り組んでいます。サステナブル投資のために革新的でグローバルな枠組みを構築し、投資先企業にエンゲージメントを行い、資産の保有や運用に際して高いスチュワードシップ基準を遵守しています。また、グループ内の海外拠点においては、お客さまごとにカスタマイズした退職・年金プランのご提供を通じ、一人一人が安心して退職を迎えられるファイナンシャル・ウェルネスへの貢献に注力しています。必ずしもすべてのサービスが各地域においてご利用いただけるわけではありません。詳細はホームページwww.manulifeim.com をご覧ください。

ケネディクスについて

ケネディクスは、1995 年に設立され、1999 年に不動産アセットマネジメント事業に本格参入し、高度な投資手法や金融手法を活用し、事業を展開してきました。不動産私募ファンドの運用から始まった当社のアセットマネジメント事業は、複数の J-REIT の運用にも幅を広げ、現在では長期コアファンドも含めその運用領域を拡大しています。また、これまで培ったアセットマネジメントのノウハウを基に、昨今では海外不動産やインフラ資産等の市場の開拓にも取り組んでいます。ケネディクスは今後も顧客投資家の投資ニーズに沿って事業を拡大し、一層の発展を続けていきます。

本件に関するお問い合わせ先

マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社
河野
Phone: 03-6267-1940