株式運用戦略

アクティブ・マネージャーとして、常にお客さまのニーズを第一に運用を行っています。カスタマイズ可能な、差別化した戦略をご提供することにより、お客さまの長期的な投資目的の実現に貢献します。

専任運用チーム

各運用チームは、それぞれ独自の運用体制や運用プロセスを設計・実行する権限を与えられており、高度な説明責任とオーナーシップを有しています。

協働の文化

各運用チームはそれぞれ個別にアルファの創出を目指しますが、グローバルな資産運用会社としてのリソースを活用し、ベストなサービスをお客さまにご提供できるよう、チーム間における公式・非公式の協働を推進しています。

グローバル・リーディング・カンパニーとしての強み

グローバル・ベースでの事業展開は、トレーディング、リスク管理、企業へのアクセス、ESGに関するリソース、および投資の監督といった重要な分野において、運用チームが強力なサポートを得ることを可能にしています。

グローバル・ネットワーク

15拠点に161名の株式運用プロフェッショナル
株式運用チーム数:9チーム
株式運用資産残高:1,165億米ドル

出所:マニュライフ・インベストメント・マネジメント、米ドルベース、2024年9月30日現在(特に記載のある場合を除く)。運用資産残高(AUM)は、バランス型(株式重点)ポートフォリオで運用する残高を含みます。AUMはMASTアセット・アロケーション・ファンドにおける139.7億米ドルを含みますが、当数値はGWAMの運用管理資産総額(AUMA)には含まれていません。なお、運用資産残高の集計方法は変更される場合があります。

運用プロフェッショナルの人員数には、マニュライフ・インベストメント・マネジメント・グループおよび合弁会社の人員を含みます。

アルファを追求する投資哲学

私たちには、リターンの水準だけでなく、それを実現するために取るべきリスクの大きさと種類を考慮に入れながら、お客さま固有の投資目的に沿ったアルファを創出することが求められています。私たちの経験上、真のアルファを創出する最善の方法は、経験豊富な運用チームのスキルに基づいて、ボトムアップ方式によるファンダメンタルズ・リサーチを行い、規律ある銘柄選択によってポートフォリオを構築することであると考えています。

長期的なリスク調整後リターンを重視  

運用チームは、優れたリスク/リターン特性を確保しながら投資成果を上げることを重視しています。この姿勢は、投資プロセスのすべてのステップに反映されています。

確度の高い投資判断に基づく、リスク管理されたポートフォリオ

各運用チームは銘柄レベルの独自のリサーチに力を入れており、これにより、確度の高い投資判断に基づいた、差別化されたポートフォリオの構築が可能となります。運用チームは、リスク管理プロセスから得られる有益な知見を活用し、想定されうるリスクを自律的に把握しています。

スペシャリストとしての経験

各株式運用チームを率いているのは経験豊富なベテラン運用者であり、その多くは、それぞれの運用戦略について長年の運用経験を有しています。こうしたベテラン運用者が、さまざまな投資環境を耐え抜いた運用プロセスを一貫して実施しています。

リサーチ主導

不確実性の高い投資環境において、独立したボトムアップ方式によるリサーチが運用プロセスにおいて果たす役割は、かつてないほど重要になっています。専任運用チームとアナリストがグローバルなネットワークを活用したリサーチを行っています。

独自のリサーチ

効果的な運用プロセスには、独自のリサーチが必要不可欠です。ボトムアップ方式による独自のリサーチによって、企業に関する独自の見通しを作成しています。

グローバルな連携

私たちは協働という文化を誇りとしています。この考え方は、運用チームや資産クラスの枠を超えて知識を共有するという会社としての方針にも反映されており、公式の協働から非公式の協力まで、グローバルな連携の下でリサーチを行っています。私たちは、お客さまのためにあらゆる知的資本をフル活用しています。

徹底した議論

私たちの企業文化は、意見の多様性を重視しています。運用チームはアイデアを自由に交換し合うことで、投資テーマに磨きをかけ、最適な投資アイデアの発見が可能となります。

多面的なリスク管理

慎重なリスク管理は、私たちのあらゆる業務の根幹を成しています。リスク管理は運用プロセスを明確に定義し共有することから始まり、ポートフォリオとオペレーションを継続的に複数のレベルで監督するという方法で行われます。運用チームが取るリスクを、お客さまの望む水準と一致させることが目的です。また、ESGに関連するリスク管理は専任チームのサポート受けて行われます。

明確な運用プロセス

各戦略の運用ガイドラインは透明性が高く、運用チームがどのように投資機会を特定し投資を実行するかといった点や、予想されるリスク/リターン特性などを詳細に定めています。これらのガイドラインを厳密に遵守することが、最も効果的なリスク管理方法の一つだと考えています。

ESGインテグレーション 

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは国連責任投資原則(UN PRI)に署名しており、各運用チームは専任のESGスペシャリストで構成されるグローバル・チームのサポートを得て、同チームの意見を運用プロセスに取り入れながら、責任ある投資に取り組んでいます。

強固なリスク管理体制

独立した運用リスク・定量分析チームと、オペレーショナル・リスクの管理部門が、ポートフォリオのリスク管理をサポートしています。運用リスク・定量分析チームは、運用チームと協力して投資行動におけるバイアスやその他のリスクを測定し、運用チームから独立した立場で運用部門のシニア・マネジメントに報告を行います。オペレーショナル・リスクの管理部門は、組織全体のリスクを評価します。

運用戦略一覧

Asia Small Cap Global Healthcare
Bank Opportunities Global Quality Value
Canadian Core Equity Global Real Estate
Canadian Large Cap Growth Greater China
China A Shares India Equity
China Hong Kong Opportunities Japan Core
Dividend Income U.S. All Cap Core
Emerging Markets Equity U.S. Large Cap Core
Financial Industries U.S. Large Cap Value
Global Climate U.S. Small Cap Core
Global Focus  

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