スチュワードシップ・レポート 2023

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのスチュワードシップに対する考え方や、システミック・リスクを低減し適応するために、グローバルなエンゲージメント活動を通じてどのように取り組んでいるかをご覧ください。

 

 

「私たちにとって、力強いスチュワードシップとは優れた投資と不可分なものです」

ポール・ロレンツ、社長兼CEO
グローバル・ウェルス・アンド・アセット・マネジメント

スチュワードシップに対する考え方と信念

 

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運用資産の価値に大きな影響を与える
ESG要素

ESG要素が運用資産の価値に大きな影響を与えると考えており、重要なESG関連のリスクと機会を投資プロセス1の中に組み込んでいます。

アクティブ運用における
スチュワードシップの優位性

より効果的なスチュワードシップ活動を行うことができるのはアクティブ運用会社であると考えており、経験を活かして企業の経営陣と協力することで、効果的な変革を促すことが可能です。

資産を保有し運用・管理する上で、企業、従業員、そしてお客さまのために最良のサステナビリティ・プロセスや基準を追求することが私たちの責務であると考えています。

サステナブル投資の
幅広い選択肢

ESGインテグレーションからインパクト投資まで、お客さまにさまざまな選択肢を提供することを重視しています。提供する商品の幅が広ければ、お客さまも幅広い目標を達成しやすくなります。

1 アセットクラスや投資プロセス、業界、地域などの特性を考慮し、投資および資産保有のライフサイクルの各段階を通じて、サステナビリティに配慮した投資を行うよう努めています。各投資チームは、それぞれ異なる市場で、異なる手法で投資活動を行っているため、チーム毎にその投資手法に最も適した方法で、サステナビリティ要素を投資プロセスに組み込んでいます。例外として、サステナビリティを統合した投資アプローチが現実的ではない、または不可能な戦略があります。例えば、パッシブ戦略、デリバティブ・ファンド、特定の顧客目的に沿って運用する戦略、運用を外部委託している戦略等が挙げられます。詳細は、マニュライフ・インベストメント・マネジメントのサステナブル投資/リスク・ステートメントをご覧ください。


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